エンピツの日記

働くこと/耳が聞こえないこと/社会で生きるということ。漫画とアニメと食べることしか楽しみがない

こんな自分にも友達ができた 聴覚障害者エンピツの大学生活【2】

こんにちは!エンピツです☆

今回は、前回の続きを書きました👇 あれから友達はできたの?という話です。

enpitsu-chokakusyogai.hatenablog.com

 

同じ聴覚障害者だからって仲が良いわけじゃない

友達がなかなかできなくて辛かった、という話を前回の記事に書きましたが、実は完全な孤独、というわけではありませんでした。大学に聴覚障害を持つ学生が、私のほかにも2人いたのです。うち1人とは学科が同じだったので授業も一緒。聞こえない者同士、協力し合って、授業で見逃した要点や、ほかの学生から入手した情報を共有したりした。でも、私とその子の共通点って「耳が聞こえない」だけなんですよね。

話してて、なんとなく合わないなあっていうのはお互い薄々感じていた。お昼を食べたり、複数人で飲みに行ったりはしたけど、休日に遊ぶことは一度もなかった。

でも、彼女がいたから大学生活を乗り越えることができた。

よく勘違いされがちなことだけど、同じ障害を持っているからって、必ずしも仲が良いわけではない‥!団結はするけど、仲良いとは別

 

自分にも、ようやく友達ができた

6月頃だろうか‥。食堂でお弁当を持って席を探していたら、声をかけられたことが始まり。その子は手話ができなかったから、スマホでやり取りしたな。私も頑張って声を出して話した(伝わっていたかは分からぬ)。そこから距離が縮まって、お互いの家に泊まったり旅行したりの仲に。

その後も、手話サークルやSNSを通して多くの人と出会った。大学の人間関係に悩んだのは1年生の数か月間だけだけど、とっても長く感じたし、とっても辛かった。でも、あの時、たくさん苦しんだから、「ここで友達ができなくても、自分に興味を持ってくれる人がいなくても、いつかきっと、どこかで出会える」という希望が持てた。

 

聞こえる子とのコミュニケーション方法

仲が良い友達は、ほとんどの子がちょっとの手話と、指文字ができる。友達の言っていることが分からない時は「もう1回お願い!」と言える仲です(逆もあり)。なかには手話に関心はないけど、自分という1人の人間に興味を持ってくれる子もいて、その子とは、スマホに文字を打ってやり取りします。「大変そう」だと思う人もいるかもしれないし、私もそう思って不安になるときがある。でも、ちょっとしたことでもLINEくれたり遊びに誘われたりするので、そんな不安はすぐに吹き飛んでしまいます。だって本当に大変だと思われてたら、向こうから誘うなんてこと、しないもの!手話がなくったって、耳が聞こえる子と仲良くなれる。☺👍

 

次は授業の受け方や、アルバイト不採用になりまくった話とかを書きたいです。

あと何かあるかなあ。「こういうのはどうしてたの?」少しでも気になったことがあれば教えてください👐 障害当事者だと当たり前になっていて気づかないけど、「実はヘー!な話」とかあると思うので☺

 

ではでは!!