エンピツの日記

働くこと/耳が聞こえないこと/社会で生きるということ。漫画とアニメと食べることしか楽しみがない

耳が聞こえる友達が「聞こえない私の代わりにやってくれること」について思うこと

こんにちは!エンピツです🌟

 今回は、耳が聞こえない私の代わりに、聞こえる友達がやってくれることについて、私自身はどう思っているのか?ガチ本音を書きました。

 

店員さんに代わりに聞く

耳が聞こえる友達と、雑貨屋で商品を見ていたとき。展示品に気に入るものがあったので、同じものがあるかどうか店員さんに聞こうとしました。 すると友達は「私が聞く!」。レジに向かって突進していき、店員さんに聞いてくれました。

【この時の私の気持ち】

ありがたいけど、これくらいは自分で聞きたいかな…。でも店員さんからしたら、耳が聞こえる人に聞いてもらった方が良いのかな…。

 

私がすると言ったのに電話

私が探してきたお店は電話予約が必要のようで、「私が電話で予約しておくね!」と伝えました。

※「電話リレーサービス」というものがあって、それを使えば耳が聞こえない人でも電話でのやり取りが可能です。

↑このサービス(電話リレー)を使って予約しようと思っていました。友達も、私が電話リレーサービスをよく使っていることは知っています。

しばらくして友達から返事。 「電話した!〇日〇時に席を用意してくれるって!」

【この時の私の気持ち】

私が電話すると言ったのにどうして代わりに電話するんだろう。電話リレーサービスを使えば電話できるってことは知ってるのに。もしかして、「本当は耳が聞こえるあなたに電話してほしい」と言っているように受け取られてしまっているんだろうか‥?私、友達に圧かけちゃってる? とか、心配になる。

 

まずは私に聞いてほしい!

上記はすべて、私に聞かないで一方的にやってもらっちゃっていることなので、まずは私に「私が代わりに言おうか?」とか、「やろうか?」とか聞いてほしい…!

自分でできることは自分でやりたいし、周りの人に「障害者はこんなことも健常者にやってもらわないといけないのか」とか、そういうネガティブな視線で見られていないか心配になる…。素直にありがとうと思えないのが本音。

旅先で出会った人や、お店の人に「本当は自分でできるけれど」やってもらう、助けてもらうことはあるのですが、そういう時は素直にありがたいと思えます。

だけど、友達同士だと、なんかしっくりこないというか。対等な立場であってほしいし、友達だからこそ(エンピツはこれくらいは自分でできるか)と思ってもらいたいな、と。

 

無意識に頼ってしまっていることに気づいた

…ここまで書いておいて何ですが、「無意識に友達を頼ってしまっている」ことに気づき、ショックを受ける出来事がありました。


友達と入ったお店で商品を買って、レジでお会計してもらっているとき。店員さんが私になにかを話しかけているのですが、全く分からない私。 そこで、さっきまで一緒にいた友達をキョロキョロ探している自分に気づきました。

<友達に通訳してもらおうと考えてる‥‥!?>

自分でどうにかするべきことなのに、友達に頼ろうとしている自分が情けなくてショックを受けました。

あと、友達は「私のために」やってくれているのか?それとも自分のため?誰のために私の代わりにやってくれているのか分からない…。

考えはじめると終わらなそう。きょうは休日なので、このくらいで!

ではでは!!